2014年06月04日

パスタ教室

Facebook( https://www.facebook.com/dakumapage )で、料理教室(あんまり更新できてない、、、)を見て、トライしてくだっさったお客様がいて、凄くやりがいを感じてしまった今日この頃ですが、どうやら雑に書きすぎたかもと、ちょっと反省。(笑)
もうちょっと細かく書こうと思って、場をブログに移しました。
細かくと言ったので、徹底して細かく書きますよ!(ヤッホー!)

『トマトソースのスパゲティー』

a フライパンに火をかけ、にんにく一欠けらをオリーブオイルでじっくりきつね色(この表現定番だけど、なんだろうね、、、)になるまで火を入れる。
b トマトホール缶をミキサーにかけて、笊で濾す。(種はえぐみがあるので、取り除く様に濾します。果肉のみね!)
c aにbを加えます。80gのパスタに、90g弱のトマトを目安にしてください。塩一つまみ。
d パスタのお湯を用意。飲んだ時に若干しょっぱいかな、と思う塩の料です。(意外と多いですよ!)
e パスタをゆでる。使うパスタは、https://www.facebook.com/dakumapage/posts/1435650586649942 を参照してください。
f  アルデンテに茹でたパスタを、cに入れます。
g 再度火をかけ、パスタをソースに絡めます。エクストラヴァージンオリーヴオイルを加えて、ちぎったバジルを加えて、出来上がり!
ですが、、、、

とにかく、気を付けるのは、cとgです。
cのパスタとトマトソースの量の関係。ソースが足りてないパスタは正直美味しくないですが、ソースに浸ってるパスタも美味しくないんですね!
gは、いわゆる腕なんです。他はマニアル的ではありますがgだけは、経験がものを言います。
実は、ここでパスタの状態をコントロールしています。状態と言うのは、味、温度、ソースのレント感(とろりとした感じ)。パスタは小麦粉ですので、ソースの中で混ぜていくとパスタの周りが削げていきソースがトロリとなってきます。トロリ過ぎると重くなり、あまりシャバついてると、だらしがない。ちょうどいい感じにします。(笑)
この丁度いい感じを、ちょうどいい温度になるときに、ちょうどいい味付けで、もっていく。ここで、うまい、まずいが決まります。
それから、エクストラヴァージンオリーブオイルを加える時は、必ず火を止めてください。香りが飛びます。そして、極力エクストラヴァージンで仕上げたいので、aのオリーブオイルは、にんにくに火を入れることのできる最少量にします。オイルの量のバランスはここを参照してください。https://www.facebook.com/dakumapage/photos/a.1433838893497778.1073741829.1433327216882279/1436323739915960/?type=1
バジルは、細かくせずにざっと切るか、ちぎるかで、日にかけず、混ぜるか、上からかけるかぐらいです。

と、まぁこんな感じですが、トマトソースだけでもこれだけの事を考えてます。
しかし実際は、意外と無心でやってる事が多いです。体が動いてる感じなんです。
料理は、知識、経験、センスだと思っています。料理の再現だけなら知識と経験でできます。皆さんも頑張って、特にgをマスターしてください。
実は、このgができれば、大概パスタはおいしく作れるんですよ!(笑)



  


Posted by 熊乃助 at 00:06Comments(0)料理