2012年02月20日
くずし
料理の世界に『くずし』って言葉があります。くずし割烹とかね!
意味はと言うと、もともとの形をアレンジを加えて独創的にしたものです。
公邸料理人時代に『ミルフィーユくずし』 ってのがマイブームになってまして、、、、
ミルフィーユって言うと生地、クリーム、生地、クリームって交互に重ねたもんだけど、これだと、生地のさくさく感が損なわれちゃう。 (本当は、解決方法あるんだけど、、、)
そこでイタリア時代に知ったサルバトーレのミルフィーユはこんな感じだったんです!形どらずに、ざっと盛ることで、触感が保たれてます!
そこからさらにエスカレートしたのがコレ!
生地がドーム型で中にクリームがほっこり存在してます!生地とクリームの接触点が全く無く、完璧なまでにサクサクした触感が保たれます。
お客には、生地をバリバリ崩しながら食べてもらいます。
でも、あとあと考えると、ちょっと行き過ぎですねぇ(笑)
このドーム型は、夜ふと思いついたんだけど、夜に思いつく物って大概行き過ぎる傾向があるんです。
あぁ、ラブレターが良い例ですね!朝起きて読み直すと渡す気が失せるぐらい恥ずかしいんです。
だから、夜は早く寝るようにしてます。危険ですから、、、(笑) ブログの更新も夜は行ってないでしょう?
Posted by 熊乃助 at 17:39│Comments(0)
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